◆最近読んだ本と感想(2014.03.29.更新)
タイトルに惹かれて買ってみたら...、すごく面白かった!
資本主義の社会が一次産業とどうマッチしていくのか?
また、管と民が協力して共存していかなければならない現実も感じました。
近い将来で起こるであろう日本の課題、そして結局の最後に人が求める幸せとは何だろう?ということを考えさせてもらえた1冊になりました。
成熟してしまった資本主義社会で日本人が大切にするものとは何なのか?
数字だけを求めて、実のところお客様に喜ばれる仕事をしている、商品を提供しようとしている会社って少ないような気がします。
これまたタイトルに惹かれて購入したですが、自分が働いている環境の悩みとリンクする部分もあり、再度仕事に向き合う姿勢の大切さについて考えることが出来ました。
人生の苦悩を先取りしてしまったような1冊でした。
主人公が40歳才バツイチのフリーカメラマン。
この設定に、はっきりいって面白いのか?と本屋で何度も購入をためらいました。
しかし、読んでいくうちに引き込まれました。
将来に対する不安を物語を通して学べたような気がします。
また、乃南さんが自分の人生と対話している1冊なのではないかと思ってしまったのは私だけでしょうか?
独身の心細さ(すみません、これは私です)と、そしてフリーで働くことの強迫観念に追われる日々。人は自分の心をどうにかして正当化しなければ正気でいられない生き物なのかもしれないですね。(苦笑)
音楽に情熱を燃やすバンドマンたちの人生を、移り変わる時代の推移とともに見事に物語にした一冊でした。
作曲方法の苦悩やバンド運営の難しさについても詳細に描かれており、また音楽に夢中になった少年たちがそれぞれの方法で成長しながら音楽で生きる道を探す。
その道は違えど、はじまりは少年の頃に受けた憧れ。
こんな風に音楽をしてみたかった。
誉田哲也さん自身もバンド活動をされていたそうです。
天才ギタリスト(女性)が活躍する「疾風ガール」・「ガール・ミーツ・ガール」もお勧めです。
あなたは人生を棒にふるほどの恋をしたことがありますか?
年齢差が一回り近くもある二人の恋の物語。
二人が失踪する前日にむかってすすむその作者の視点に驚かされました。
また、難しい家庭事情の中でも道を間違わない子供がいるのですが、その彼が一番大人だったような気がしました。
大人になればなるほど難しくなるのが恋なのか?
それを観て育ったこどもは何を感じ、どう生きていくことになるのか?
表で語ることの出来ない恋の物語だったのかもしれません。
その他、2014年 4月~5月に読んだ本。
日記でもご覧ください。
homare41100 (日曜日, 16 2月 2014 03:09)
テスト
本の感想について共感してくれる人がいたら良いな。
反対意見も対話という形で話せる人なら話してみたいかな。